横隔膜をチェックしてみよう

横隔膜が硬いかどうかは自分の手で直接触って確認することができます。チェック方法はとても簡単なので、横隔膜の現状を知るために、試しにやってみましょう。
1、姿勢を正して肋骨の下に指を当てます。
2、息を吐きながら、指をゆっくりと斜め上に向かって押し込みます(肋骨の下に差し込んでいくイメージで)
※この時に硬くて指が入っていかなかったり、痛みを感じたら、横隔膜が硬くなっている証拠です。実際にやってみるとお腹が硬く、指がすんなり入らないはずです。では、なぜ横隔膜が硬くなってしまうのか、考えられる原因はどこにあるのでしょうか?
*原因その1(呼吸が浅い)
普段から呼吸が浅いと横隔膜が十分に使われないため、どんどん動きが鈍くなり、硬くなっていきます。そもそも横隔膜は筋肉の一つです。「顔の筋肉を使わないと衰えていく」というメカニズムと同じように、横隔膜も使わないと衰えて硬くなってしまうのです。
「自分は呼吸をしっかりしているから大丈夫!」と思っている人も多いかもしれませんね。しかし胸だけを使う胸式呼吸しかしてない人は、横隔膜が衰えている可能性があります。胸式呼吸ではお腹を使わないため、横隔膜の上下運動が小さくなり、十分に使われていない恐れがあるのです。
ちなみにいびきが酷い人や眠りの浅い人は、呼吸も浅いと言われています。自分の睡眠の質が悪いと実感しているなら、横隔膜が硬くなっている可能性があります。
*原因その2(姿勢が悪い)
姿勢が悪いと息を吸い込みにくくなるため、呼吸が浅くなり、横隔膜が硬くなっていきます。特にダメな姿勢が「猫背」です。腹部を縮めて背中を丸めた姿勢は肺に空気を取り込みにくく、横隔膜の動きを鈍らせてしまいます。デスクワークなどで猫背でいる時間が長い人ほど横隔膜が硬い傾向にあります。また、スマホを見る時の姿勢にも注意が必要です。スマホをのぞき込むように見ている人は首が丸くなりますから、猫背と同じように胸や腹部を縮めています。すると呼吸が浅くなり、横隔膜も硬くなってしまうのです。できるだけ姿勢を良く保てるように工夫したり、意識することが必要ですね。
*原因その3(ストレス、緊張)
過剰なストレスや緊張にさらされると、横隔膜も硬くなり呼吸も浅くなり筋肉が緊張した状態になります。筋肉の緊張を取り除く工夫が必要です。